長男が小学校一年のとき、クラスでカメを飼い始めました。夏休みなども飼育当番があったので一緒についていって可愛がっていましたし、長男がクラスの総合学習でカメの生態について調べるためカメ関連の本を数冊購入したところ、写真付きの本をみて次男や三男も興味を持ったため、けんかにならないよう3匹を2003年の5月に購入しました。長男が学校で飼っているのと同じミシシッピーアカミミガメです。甲羅の模様で見分けることが出来るのでそれぞれのカメを決め、名前を「ジェット」とか「ファイヤ-」とか付けたようです。カメたちにしてみればいい迷惑ですね、そんなに期待されても。
カメの大きさは「甲長」という甲羅の長さで表すそうです。長男のクラスでは学習の成果を模造紙にまとめて教室の壁に貼っていますが、参観日にそれらを見ていたところ「こんどは、『こうちょう』をしらべよう」とひらがなで(小1なので)書かれているのが目にとまりました。そのときはまだ「甲長」なるものを知らず、場所柄「校長」かと思い、「調べるのはいいとして、呼び捨てかよ」と思ったものです(書いてあるのですが)。
1年くらい前までは長男のが一番大きかったのですが(その頃はそれぞれのカメの大きさが、自分たちの大きさと同様の違いをしていました)、最近は次男のが一番大きくなってしまいました。
我が家のカメたち、いろいろとやってくれます。この3月までは家の中で、工事現場でコンクリートを練るための「ふね」と呼ばれる容器に入れて飼っていましたが、あるとき三男が「あっケンタ(長男)のカメ、ウンチしながらひっくり返ってる」と大声をあげたのでとんでいってみると、たしかに「ウンチ」をしながらひっくり返ってじたばたしていました。なかなか器用です(起き上がれないので不器用?)。またあるときは一番大きいのが「ふね」から脱走を企てましたが、玄関のそばの戸の陰でガタゴトと音を立ててもがいてしまい、あっけなく御用となりました。
30年くらい生きるそうです。寿命は、長男が40歳過ぎたころ尽きるということになるのか。うぅ~ん・・・
トラックバック
トラックバックURL: