音楽は結構好きです。しかしコンチェルトやシンフォニ-のコンサ-トへは昔よく足を運びましたが(塾は午後から夜中にかけての仕事ですのでここ数年はご無沙汰です)、吹奏楽とは今までほとんど接点がありませんでした。
なかなかいいですね。管弦楽のような荘厳さはあまり感じられませんが、うきうきするような高揚感を覚えました(マーチングバンドが思い起こされたからでしょうか?)。そして、70名近くの奏者が奏でる音は、高校生とはいえとても整っていて、力強く、若さに溢れていました。ソロのパ-トもちりばめられていて(残念ながら招待してくれた子のはありませんでしたが・・・ソロはたぶん3年生なのでしょう)、力量のほどは良くわかりませんが、それぞれがしっかりと吹けていました。
驚いたのは、パ-カッションの担当数人が曲のあいだじゅう、いくつかの楽器間をめまぐるしく入れ替わって演奏していたことです。楽器の数にくらべて担当者が少ないためなのか、それともパフォ-マンスなのか、はたまたそういうものなのか良くわかりませんが、みんなよくぶつかったり間違えたりしないもんだな、と感心しました。
実は子供の頃「ピアノを習いたい」と親にせがんだことがあるのですが、「男のくせに」と一蹴されてしまいました。当時、「音楽は女の子のもの」というような考えが支配していたような気がします(しかし世界の著名な音楽家は古今を問わず、どちらかというと男のほうが多いような気がします。作曲家は言うに及ばず、ピアニストではルビンシュタイン、ホロヴィッツ、グ-ルド、弦楽器ではアイザック・スタ-ン、ロストロポーヴィッチ、ヨ-ヨ-・マなどなど。もちろん優れた女性の音楽家もたくさんいますが・・・)。
今3人の男児の親となりましたが、上の2人は(もちろん本人たちの希望で)ピアノを習っています。一番下もやりたがっていますが、性格的に無理かな、と・・・。
ピアノといえば、午前中に同じ会場でやっていた発表会が終わったばかりの、この4月から塾に通っている小6の女の子に偶然会いました。ピアノを習っている女の子は塾に結構います(または、いました)。ピアノの先生を目差しているとかで、入試の直前でもレッスンに通っていた子とか(こっちがハラハラしました・・・)。
今でもやはり、男の子には少ないようですね。
久々に文化的な休日を過ごしました。
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